ベトナム戦争での北爆やマルコムXの暗殺などでゆれる1965年、UCLAで映画を学んでいる学生のジム・モリソン（ヴァル・キルマー）は、ある日瞳のきれいな少女パメラ（メグ・ライアン）に一目惚れし、付き合うようになる。ジムは詩を愛する青年で、その才能を評価するレイ（カイル・マクラクラン）らとロックバンド「ザ・ドアーズ」を結成し、デビューする。
ドアーズのライブは評判となり栄光を勝ち得たかに思えたが、当時のアメリカの世相を反映して次第に反逆のカリスマとして祭り上げられるようになるとジムの行動もエスカレートし、破綻をきたす。パメラはジムを信じて支えようとするが衝突する事も多くなり、1971年、アメリカ独立記念日の前日にジムの突然の死によって愛情は引き裂かれ、その後パメラもジムの後を追うように自殺を遂げるのだった。(Wikipedia)
最近、BECKを読み返して思い出し、久々ににこの映画DVDを見ました。
(あらすじ)
UCLA映画科の学生ジム・モリソンは、授業で自作の映画を上映していた。自らのバンドを持ち、すでに活躍していた学生レイ・マンザレクと出会い、彼に作詞家＆ボーカルとしての才能を高く評価された。
こうしてジム・モリソンをボーカルに「ドアーズ」が結成された。「ハートに火をつけて」のヒットにより、ドアーズとジム・モリソンの人気も急上昇。ジム・モリソンはステージ上でカリスマ性を見せ、観客をトランス状態に導くが、自らも酒と薬で壊れていく・・・
ジム・モリソンの行き過ぎたステージパフォーマンスが、「奇行」「猥褻行為」と受け止められ、とうとう逮捕される。パメラもジムの行動に悩み、怒鳴りあい、傷つけあうが、2人の絆はそれ以上のものであった。
それから1971年7月3日、パメラと住むアパートの浴室でジムが心臓発作のため、27年の生涯を閉じるまで、ジムが天才であることを知るパメラは、彼のいる高みに自らも近づこうとしていた。その3年後、パメラも自殺。
ジムとレイとの出会いで「ドアーズ」が結成されてから、ジムの死去によって「ドアーズ」が解散するまでの、ジム・モリソンの半生を描いた映画です・・・
劇中に流れる数々のヒット曲良いですし、それにジム・モリソン役のヴァル・キルマーが本人にそっくりです。お勧めです。
(ドアーズサウンドトラック)
1.映画(ジム・モリスン&ドアーズ)
2.ライダーズ・オン・ザ・ストーム(ドアーズ)
3.ラヴ・ストリート(ドアーズ)
4.ブレイク・オン・スルー(ドアーズ)
5.ジ・エンド(ドアーズ)
6.ハートに火をつけて(ドアーズ)
7.亡霊の歌(ジム・モリスン&ドアーズ)
8.ロードハウス・ブルース(ドアーズ)
9.ヘロイン(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ)
10.カルミナ・ブラーナ:導入(ロバート・ショウ指揮アトランタso.&cho.)
11.ストーンド・イマキュレイト(ジム・モリスン&ドアーズ)
12.音楽が終わったら(ドアーズ)
13.シヴィアド・ガーデン~アダージョ(ジム・モリスン&ドアーズ)
14.L.A.ウーマン(ドアーズ)
