2015年お勧めアニメ 終わりのセラフ

待望の9巻発売です。クルルは登場しないですが、ベルが多めに登場します。

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シーズン2の告知です。

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「終わりのセラフ第9巻」の発売が迫ってます(2015.9/4)。

第8巻のときは、ぎりぎり店頭で買えて午後には品切れになってしまったので、今回は午前から行けないので予約しました。

 

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ジャンプSQでクレイモアが掲載しているときに、連載しているのは知っていましたがこんなに面白いとは…

テレビアニメを見てから、グレン主人公の小説版と優ちゃん主人公のコミック版を読破しました(完結していないので進行中です)。両者には8年の開きがあり小説版もコミック版も年代は高校生で同じです。私のお薦めは小説版から入って、アニメ版→コミック版と進めるのが良いのでは。先日アニメ第1期が終わり,第2期が始まる2015年10月までまだ間があるので、十分追いつけます。

小説版を読むとアニメ版とコミック版の人間関係が解るので、理解深まります。真昼はアニメ・コミック版では亡くなっている設定ですので…本当に小説版からがお薦めです。

このマンガは腐女子さんからロックオンされているので、アニメ版声優はその筋の方からは絶大な支持を受けている声優さんてんこ盛りだそうです。与一君とグレンの声優さんは、私も知っているくらい有名です。そして吸血鬼の女王クルル・ツェペシの声優さんはまどか・マギドのまどか役の悠木碧さんです。BABYMETALのモアメタルこと菊池最愛さんがクルルのコスプレしたら似合いすぎると思う。

 

終わりのセラフ OP「X U 」HD

動画/画像引用:Nightcore Owari no Seraph Opening

 

 

小説のあらすじ

これは、滅亡を直前に控えた人たちが、醜く、しかし必死に足掻く姿を描いた、人間の世界の最後の物語である。

第1巻
人間世界滅亡前の最後の春。呪術組織「帝ノ月」の宗家である一瀬家の次期当主候補・一瀬グレンは、反目し合う呪術組織「帝ノ鬼」が牛耳る呪術師養成学校・第一渋谷高校に入学する。周囲はほぼ全て帝ノ鬼に組する敵という環境の中で、グレンは己の実力を隠して生徒や教師からの差別に耐えるが、帝ノ鬼の幹部クラスの子息である十条美十五士典人、さらにはグレンがかつて幼い恋をした柊家の次期当主候補・柊真昼の許婚・柊深夜らはグレンに対し、関心を持つ。
その後、生徒同士の直接対峙により優劣を決める選抜術式試験の中、突如として第一渋谷高校は何者かに襲撃され、多数の死傷者が出る。襲撃を何とか切り抜けたグレンは、その背後で進行している帝ノ鬼と日本最大の呪術組織「百夜教」の争い、そしてそれを手引きした者の存在を知るのであった。グレンたちは争いに否応なく巻き込まれていくが、これから何が人間世界に起きていくのか、その兆しを知る者はまだごくわずかであった。
第2巻
襲撃被害による臨時休校から明けた第一渋谷高校で、グレンは相変わらず己の実力を隠す振る舞いを続けていた。しかし、第一渋谷高校の生徒会長・柊暮人によって、その試みは妨げられることとなる。柊家の中でも抜群の実力を有し、真昼と並ぶ次期当主の有力候補とされる暮人の下につくことを、グレンは余儀なくされる。
そんな中、ある日突然に上野地区が百夜教によって封鎖される。何か深刻な事態が起きていることは確かながら、これまでに封鎖地区に送り込まれた帝ノ鬼の調査部隊はいずれも全滅した模様。暮人に封鎖地区の偵察を命じられたグレンは、深夜・美十・典人と、己の従者・花依小百合雪見時雨との混成チームで調査に赴く。果たして、上野封鎖地区にてグレンたちを待ちうけるものは何なのか。
第3巻
暮人の配下に組み込まれる形となり、第一渋谷高校内でのグレンの立場は「柊暮人の直属の部下に選ばれた者」として劇的に改善した。しかし、百夜教と帝ノ鬼との間の抗争はますます激しくなり、伏せられていた抗争勃発の事実が、暮人を陥れて帝ノ鬼内に亀裂を生もうと目論む真昼の策略により、明るみに出てしまう。どのように振る舞えばとばっちりを極力受けずに済むのか、これまで事情を知らされていなかった者が大半を占める第一渋谷高校内には緊張が走る。
一方、深夜経由でグレンの元に百夜教から情報交換実施の申し出が届き、彼と深夜は待ち合わせ場所に赴く。しかし、そこで遭遇したのは吸血鬼に襲撃されてなすすべもなく壊滅する、百夜教戦闘員たちの姿であった。何とか吸血鬼の襲撃をかわしたものの、翌日に暮人から呼び出された場で、グレンは事態の背後で糸を引いている真昼への対処を求められる。日本でも第1位と第2位の呪術組織を単身相手にし、効果をあげつつある真昼が10年の時を経て再びグレンと交差するとき、何が起こるのか。
第4巻
一気に緊迫した事態を打開すべく、グレンは禁断の力である鬼呪装備に手を出す。鬼呪の威力は壮絶であり、第一渋谷高校を襲撃した百夜教の部隊を苦もなく駆逐していくが、制御が不十分な鬼呪の力を振るうことは、グレン自身の中の鬼にさらに力を与える行為でもあった。生命の危機にあった小百合や時雨、典人、美十を救うものの、グレンの人間としての理性が失われる寸前にあったところ、帝ノ鬼精鋭部隊を率いた深夜による封じ込めが何とか間に合う。その直後、より制御された鬼呪の力を自らに得た深夜・典人・美十らによりグレンの中の鬼も制御下に置かれる。一連の騒動の過程で、小百合や時雨、父・一瀬栄ら帝ノ月に属する者たちをこれまで以上に明白な形で暮人に人質に取られることとなったグレンは、それでも自分を選ぶ深夜・典人・美十と改めてチームを組むのであった。
鬼呪研究の進展に伴い状況が急激に変化した結果、一旦手を組む形となった帝ノ鬼と百夜教に捜索され、さしもの真昼も追い詰められて始めていた。進退きわまりつつある真昼が、暮人より真昼殺害命令を受けたグレンの前に無防備な身を現すとき、何が起こるのか。そして、真昼が携えてきた百夜教が密かに進める「終わりのセラフ」計画の内容とは。

 

漫画のあらすじ

突然発生したウイルスにより大人たちが死に絶え、人間社会が崩壊してから4年。残された子供たちは吸血鬼たちが住む地下都市に囚われ、血液を提供する代わりに生かされるという家畜同然の生活を送っていた。その中の一人、百夜優一郎は「家族」である百夜ミカエラたちと共に地下からの脱出を図るが、ミカエラたちは脱出計画に気付いた吸血鬼たちの手にかかって死亡し、優一郎は唯一地上へ帰還する。

それから4年後、吸血鬼への強い憎しみを胸に秘めた優一郎はミカエラが吸血鬼として蘇ったことを知らないまま、帝鬼軍の門を叩く。

第1巻
日本帝鬼軍に入隊した優一郎は目の前に現れたヨハネの四騎士を一人で倒すが、命令違反による謹慎で第二渋谷高校に通うことになった。優一郎は、自身の監視役である軍の柊シノアから、上司の一瀬グレン中佐の命令“友達を一人でも作らない限り謹慎を解かない”ことを伝えられる。その時、初の友達となる不良三人組にいじめられていた早乙女与一と出会う。
しかし、そんな矢先に隣接していた研究所から脱走して学校に侵入した吸血鬼を倒すために優一郎は刀と銃を操り応戦し、危うく殺されかけるも、与一やグレンの協力により吸血鬼を倒す。そして、この件がきっかけで優一郎と与一は月鬼ノ組への配属が決定した。
その一方で、地下の吸血鬼の第三首都サングィネムでは死亡したと思われていたミカエラが吸血鬼となって生きていた。
第2巻
晴れて月鬼ノ組研修教室へ移動になった与一と優一郎だったが、優一郎は初日から問題児である君月士方と喧嘩になる。一週間後の鬼呪装備適性試験に向けての訓練で、ペアを組むことになった優一郎と君月のもとに、民間病院に入院している君月の妹が危篤の状態だと連絡が入る。それでも訓練を優先しようする君月だったが優一郎により説得され、妹の入院先へと向かう。何とか危機を脱したものの、ウイルスにより民間病院ではもう手の施しようがない状態にあった。そして、優一郎は君月の月鬼ノ組への志望理由を知る。そして、10日以上たった日、優一郎、君月、与一はグレンが所有する黒鬼の攻撃に耐えて合格し、鬼呪装備の中の最高ランクである“黒鬼”シリーズに挑戦する。優一郎は黒鬼を条件付きで契約(使役)が成功し、黒鬼シリーズの阿朱羅丸を手に入れる。君月も契約を成功させるが、与一は力が足らずに一度は黒鬼に呑み込まれるも、優一郎達の助けにより黒鬼との契約に成功させる。
第3巻
月鬼ノ組に配属され、チームを組むことになった優一郎、君月、与一とシノアは新しい仲間である三宮三葉と出会う。グレンはシノア率いるシノア隊に「原宿にいる吸血鬼を殲滅してそこにいる人間達を解放し、新宿に向かえ。」という初任務を与える。吸血鬼たちを殲滅させ原宿近辺に残っている人間達を解放したシノア隊は、新宿に向かう。一方、グレン率いるグレン隊は、新宿を襲撃しているミカエラや吸血鬼の貴族と戦うことになる。
第4巻
グレンの元に向かう最中、優一郎はシノアから鬼呪装備の本来の力を引き出すための薬を渡される。一方、前線ではグレンとミカエラが戦っていたが、グレンはミカエラの力の強さに圧倒される。その場に到着した優一郎は吸血鬼であるミカエラをミカエラだとは知らないまま剣で刺してしまう。ミカエラと気付き動揺する優一郎。吸血鬼達に仲間を殺されそうになったとき、優一郎の中の人間でない部分が暴走する。グレンの指示を受けたシノアの行動により優一郎の暴走は止まる。その時、月鬼ノ組の本隊が到着して吸血鬼達を撤退させる。7日経ち昏睡状態から目を覚ました優一郎はミカエラが殲滅されずに逃げたことをシノアから聞く。そして優一郎はミカエラを、ミカエラは優一郎を救うと決意する。
第5巻
吸血鬼達の新宿襲撃戦から7日後、優一郎は柊暮人に呼び出され、一号執務室に出頭する。一号執務室には、暮人の他に柊深夜がおり、2人と戦うことになる。そこで、鬼の「具現化」や「憑依化」を知る。尋問では暮人により吸血鬼からのスパイだと疑われ、更に自分が暮らしていた孤児院が身寄りのない子供を集めて人体実験をしていたことを知らされる。尋問後、優一郎達は「憑依化」や「具現化」を使えるようになるために訓練を開始し、優一郎や君月が苦戦する中、与一は早々に具現化に成功する。
第6巻
阿修羅丸との苦戦の末に勝利した優一郎は、憑依化に成功する。優一郎に次いで君月も訓練を開始するが、鬼籍王の強さに苦戦し30時間以上も掛かったが、無事に憑依化に成功し意識を取り戻す。
その頃、地下都市サングィネムでは吸血鬼と人間との大戦争を始めるための準備が着々と進められていた。それを知った暮人は、グレンに吸血鬼殲滅部隊100人を率いて名古屋に拠点を作っている吸血鬼の貴族達を倒して拠点を奪うよう命令する。優一郎達も、名古屋決戦のために名古屋に向かい、ミカエラも優一郎を救うため、他の吸血鬼と共に名古屋へと向かう。
第7巻
集合場所に向かう途中、シノアの悪ふざけにより遅刻したシノア隊の面々はグレンにより怒られる。そして、グレンはシノアに危機意識の無さを自覚させるために連帯責任として、グレン、十条美十、深夜の3人とシノア隊が戦うことになる。しかし、チームワークが取れていないシノア隊はグレン達に惨敗し、自分達の未熟さを痛感させられる。
戦闘後、優一郎達は、鳴海真琴率いる鳴海隊と合同で貴族の一人・ルカル・ウェスカーを始末するために任務に就く。そして、与一と深夜の攻撃の開始によりルカルとの戦闘が始まる。
第8巻
ルカルの攻撃に対し苦戦を強いられるシノア隊達だったが、君月の奇策により無事にルカルを始末する。しかし、名古屋市役所を襲撃していた部隊が壊滅的状況まで追い込まれるなど戦況は不利になりつつあった。そして、グレン達は人質に取られた隊員達の救出と貴族であるクローリー・ユースフォードを始末すべく行動を開始し、隊員を次々と解放していくが、圧倒的な強さを誇るクローリーにグレン達は次第に追い詰められていく。
 

テレビアニメ

2015年4月より、TOKYO MXMBSテレビ愛知BS11AT-Xテレ朝チャンネル1にて第1クールが放送された。同年10月からは第2クールが放送予定。

オープニングアニメーションの絵コンテ・演出は梅津泰臣が担当する。

第1クール放送開始日の2015年4月4日には、朝日新聞朝刊15段に東京本社版・大阪本社版・名古屋本社版でそれぞれ別デザインの1面広告が掲載された。

ストーリー展開は漫画版を基本とした内容となっているが、漫画連載開始初期からアニメ化が水面下で進行していたこともあり、鏡が事前に漫画用原作を連載に先行して相当量書き溜めたものを基に、脚本担当である瀬古が全24話分を執筆する形で構築している。

アニメの公式サイトには英訳も併記されている。

スタッフ

  • 原作 – 鏡貴也山本ヤマト降矢大輔
  • 監督 – 徳土大介
  • 副監督 – 肥塚正史
  • シリーズ構成・脚本 – 瀬古浩司
  • キャラクターデザイン – 門脇聡
  • サブキャラクターデザイン – 山田歩、胡拓磨
  • プロップデザイン – 胡拓磨
  • イメージボード – 品川宏樹
  • 色彩設定 – 沼畑富美子
  • 美術監督 – 吉岡誠子
  • 美術設定 – 藤井一志
  • 撮影監督 – 赤松康裕
  • 3D監督 – さいとうつかさ
  • 2Dワークス – 荒木宏文
  • 編集 – 宇都宮正記
  • 音響監督 – 鶴岡陽太
  • 音楽プロデュース – 澤野弘之
  • 音楽 – 澤野弘之、和田貴史、橘麻美、白石めぐみ
  • 音楽制作 – 堀口泰史
  • チーフプロデューサー – 上田耕行、足立聡史
  • プロデューサー – 服部健太郎、杉本美佳、小玉慶太、大山礼子、和田丈嗣
  • アニメーションプロデューサー – 中武哲也
  • アニメーション制作 – WIT STUDIO
  • 製作 – 終わりのセラフ製作委員会(NBCユニバーサル・エンターテイメント集英社、WIT STUDIO)

主題歌

オープニングテーマ「X.U.」(第1クール)
作詞 – Benjamin&mpi / 作曲・編曲 – 澤野弘之 / 歌 – SawanoHiroyuki[nZk]:Gemie
第1話では未使用。
エンディングテーマ「scaPEGoat」(第1クール)
作詞 – 澤野弘之&Benjamin&mpi / 作曲・編曲 – 澤野弘之 / 歌 – SawanoHiroyuki[nZk]:Yosh
第1話では未使用。
挿入歌「My Foolish Heart」(第3・12話)
原曲 – Ned Washington、Victor Young / 演奏 – Bill Evans Trio
(wikipedia)