HONDA TLM 50です。
エントリーモデルなのに、なかなか本格的な作りで、1m位のステアケースは余裕でこなします。
保安部品もTLRと同じで、車載工具で取り外す事が出来、自走で行って練習する事も簡単でした。
バイクも懐かしいのですが、北初富駅が平屋の駅舎で懐かしい…
1983年12月16日
軽量でスリムなトライアル入門バイク
「ホンダ・TLM50」を発売
本田技研工業(株)は、空冷2サイクルエンジン(49cc)を搭載した、軽量でスリムなトライアル入門バイク「ホンダ・TLM50」を12月20日より発売する。
このホンダTLM50は、本格的なトライアル走行からツーリングまで、幅広く楽しめるスポー ツバイクとして開発したものである。エンジンは、低速でも粘り強い出力特性を発揮する※HERP付新型2サイクル49ccエンジンを搭載。リアサスペンションには、使用目的に応じてショック吸収性能が5段階に調整可能な機構を採用している。
また車体は、軽量、高剛性、スリムなセミダブルクレードル式を採用。さらにハンドル切れ角は、中心より左右に62度とし、305mmの最低地上高や、大径ホイール(前2.50-21、 後3.50-18)などとあいまって、50ccクラスでも本格的なトライアル走行が可能なバイクとなっている。
※ |
HERP・Honda Energy Resonance Pipe の略で混合気をシリンダーへ押しもどし、低速時にも燃焼室への充てん効率を促進する装置。 |
・販売計画(国内・年間)
18,000台予定
・全国標準現金価格
179,000円
(北海道、沖縄、その他一部離島は除く)
◎その他の主な特長
○ |
軽量でスリムな車体設計(乾燥重量73kg)。 |
○ |
ゼッケンプレートと共用できるメーターバイザーの装備。 |
○ |
ヘッドライト(25/25W)は、軽量化を計るため樹脂製レンズを採用。 |
○ |
険しい路面などでエンジンをガードする、樹脂製スキットプレートの採用。 |
○ |
見やすく機能的な小型メーターとインジケーターランプの装備。 |
○ |
95φ小径ドラムブレーキを前、後輪に採用。 |
主要諸元
型式 |
A-AD07
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全長(m) |
1.985
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全幅(m) |
0.825
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全高(m) |
1.070
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軸距(m) |
1.290
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最低地上高(m) |
0.305
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シート高(m) |
750
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車両重量(kg) |
78
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乾燥重量(kg) |
73
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乗車定員(人) |
1
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燃費(km/L) |
60.0(30km/h定地走行テスト値)
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登坂能力(tanθ) |
0.57(約29度)
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最小回転半径(m) |
1.6
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エンジン型式 |
AD07E(空冷2サイクル・ピストンリードバルブ)
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排気量(cm3) |
49
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内径×行程(mm) |
39.0×41.4
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圧縮比 |
7.3
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最高出力(PS/rpm) |
4.8/7,000
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最大トルク(kg-m/rpm) |
0.52/6,500
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キャブレター型式 |
PF13
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始動方式 |
プライマリーキック
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点火方式 |
無接点式CDI
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潤滑方式 |
分離潤滑式
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潤滑油タンク容量(L) |
0.7
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燃料タンク容量(L) |
4.0
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クラッチ形式 |
湿式多板コイルスプリング
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変速機形式 |
常時噛合式5段リターン
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変速比 |
1速
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4.000
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2速
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2.769
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3速
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1.882
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4速
|
1.130
|
5速
|
0.960
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減速比(1次) |
4.583
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キャスター(度) |
25°00′
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トレール(mm) |
68
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タイヤサイズ |
(前)2.50-21-4PR/(後)3.50-18-4PR
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ブレーキ形式 |
(前)機械式リーディングトレーリング/(後)機械式リーディングトレーリング
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懸架方式 |
(前)テレスコピック(コイルスプリング)/(後)スイングアーム(コイルスプリング)
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フレーム形式 |
セミダブルクレードル
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